天然誤読生活

誤読とそら耳を恐れない書評と音楽レビューとトンデモ理論を書き散らすハートに火をつけて(くれるかもしれない)ブログです。

【書評】森の生活☆元祖ミニマリストの書きたい放題な手記

昨日投稿したなぞりながら本を読むという読書術。

lifeofdij.hatenablog.com

これがなかなか調子良くて、ついにこの本に手を出しました。

森の生活―ウォールデン (1979年) (岩波文庫)

森の生活―ウォールデン (1979年) (岩波文庫)

 

 今、半分くらいまで読んだんですが、何度か爆笑しました。

読んでてなぜかウーマンラッシュアワーの村本さんを連想してしまったからです。

なんでかっていいますと・・・。

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【自分ハック】デカルトも読めちゃった読書術

カッコつけて買ったはいいけど、10ページ読んだくらいでギブアップ。そんで10数年も積読になってる本ってないですか?例えば、岩波文庫の赤とか、岩波文庫の青とか・・・(笑)

どうせ買っても、読めないだろうなぁと思いつつ、ついつい買っちゃうんですよね。あのベージュの背表紙。本棚に並んでるだけで、なんか自分が賢くなったような気がして(笑)

で、私の本棚には、そんな本がたくさんあるんですが、やはりいつかは、ちゃんと読んでみたい。ということで、今まで、いろんな読書術というツールを試して何度かチャレンジはしています。例えば・・・・

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【自分ハック】瞑想(もどき)状態にあっという間に入る方法を考えた。

瞑想が良いというのはよく聞きますけどなかなか続きません。だから続けるための良い方法がないかぁ、または続けられそうな、同じような効果があるものはないかなぁなんて考えていました。すると、今読み始めているこの本にヒントになりそうなことが書いてありました。

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【書評】カイロ大学☆アラブ世界の入門書として勉強になった。

先日映画のアラビアのロレンスを観て、中東の歴史に興味が出てきました。ちょっと勉強しようと思っていたんですが、ちょうど良い本が見つかりました。

カイロ大学 (ベスト新書)

カイロ大学 (ベスト新書)

 

 本書は3つのパートにわかれています。最初の第一章では、笑える感じの、アラブ面白プチ情報と独特のアラブ流交渉術が紹介されています。まずご紹介したいのは面白プチ情報・・・。

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【書評】ひらめきを生み出すカオスの法則

 

ひらめきを生み出すカオスの法則 (T's BUSINESS DESIGN)

ひらめきを生み出すカオスの法則 (T's BUSINESS DESIGN)

  • 作者: Tim Harford,ティム・ハーフォード,児島修
  • 出版社/メーカー: TAC出版
  • 発売日: 2017/12/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る

この本は面白いです。昔から整理整頓された空間と、ごちゃごちゃした空間では、どちらがひらめきを生みだせるか?ということは議論になりますよね。例えばアインシュタインの机の上はぐちゃぐちゃだったとか、最近ですと反対に断捨離すれば頭がすっきりして脳の回転がよくなる→ひらめくとか・・・。で、この本は帯に「なぜ、できる人の机は汚いのか?」と書いてあるとおり、カオスでごちゃごちゃ推進派の一冊です。だからカオスやアドリブが生んだミュージシャンや有名人たちのひらめきの事例をこれでもか、これでもか!と紹介してくれます。(この事例が面白いんです)ただ・・・

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【書評】数をかぞえるクマ、サーフィンするヤギ

 

数をかぞえるクマ サーフィンするヤギ―動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語

数をかぞえるクマ サーフィンするヤギ―動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語

 

カバー写真のクマのこんにちは!って感じが、そのまま本の中身を現している楽しい一冊。写真も多いし、子供に読ませると喜ぶだろうな。いやいや、大人のほうが楽しんじゃうかも?この本、難しい話はいっさいないです。だけど、薄っぺらな雑学本みたいな雰囲気でもないです。最初から最後まで、へぇ~と驚くばかりの動物の感情と知性に関する話が続きます。短いエピソードがたくさん書いてあるので、眠る前に少しずつ読み進めたりするのもいいかも。筆者の経歴をざっと見てみると動物学者とかではないみたい。動物が好きなライター、という感じ。著者自身が仕事の研究対象として動物を見ているんじゃなくて、面白い友達と思ってる、たくさんの動物のことを、書かずにはいられなかった、という雰囲気が文章から伝わってきます。どんな話かといいますと・・・。

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【書評】SOLO TIME「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である

 

SOLO TIME (ソロタイム)「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である

SOLO TIME (ソロタイム)「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である

 

インパクトがあるタイトルです。だけど「ぼっち最強!」 っていうことではないようです。当たり前ではありますが、人は群れという社会がなければ生きていけない。だけど、たまには意識的に群れから離れて「ソロタイム(ぼっち時間)を過ごしたほうがいいですよ、という話のようです。

面白いなぁと思ったのは「自分」と「感情」は別物だという考え方。どういうことかといいますと・・・。

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