【書評】点と線☆面白すぎて速読断念して熟読モードになった
【書評】シリコンバレー式よい休息☆速読研究No3
自己流速読術を研究中です。今回読んだ本はこちら。
なかなか面白い一冊でした。内容としては・・・
続きを読む現実的な速読研究☆メトロノーム活用編
速読と熟読に関する実験
本の読み方というのは読む人それぞれの自由かと思います。なので誰にとっても、これが正解だ〜!という唯一の方法を決めつけるのは無意味かと思います。
しか〜しワタクシの場合、読みたい本が家にも書店にも図書館にもAmazonにもほぼ無限大にあります。なので読書時間が生活時間を侵食してしまい、結果、ヒトとしての生活がおろそかになります、とほほ。
ということで、いかに効率良く面白本をたくさん読めるか?ということと、ヒトとして最低限マトモに暮らすことを両立させるために、読書法を日々研究することは欠かせません。
なので今回ひとつ実験をしてみました。
簡単に言いますと同じ短編小説を何通りかの別の方法で読んで時間を計測し、読後感を比較してみる、という実験です。今回の実験に使った本は・・・。
続きを読む【書評】Ank:☆アフリカからやってきたチンパンジーが厄災を振りまきながら京都の街を疾走する小説
自分であって自分でないもの、だけど、それは自分である、という不思議なもの、それは鏡に映し出された自分。今のところ地球上の生物で鏡に映ったものが自分の姿である、ということを認識できるとされているのは5種類の生物だけだそうです。ゴリラ、チンパンジー、ボノボ、オランウータン、そして人間。だけどこれは諸説あってこんな記事もありますね。
で 、本当のところはわかりませんけど、今回読んだこの小説は、鏡に映った自分を自分であると認識し始めたからこそ、ヒト(ホモ・サピエンス)は言葉を操り、抽象的思考ができるようになったのではないのか?
そしてその仮説が正解であるのなら、人為的にチンパンジーに抽象思考を憶えさせること、つまり類人猿を進化させることは可能なのではないのか?という実験を行おうとしたら、とんでもない惨劇が起こったというパニックホラー的な小説です。ネタバレになりますが、どんな話かといいますと・・・。
続きを読むカラマーゾフのお父さんは億り人だった
今まで読んだ小説の中でいちばん面白かったのは【カラマーゾフの兄弟】です。新潮文庫の原卓也訳が特に好きです。
で、最近試しているシャーペンで書き込みながらの読書で、今カラマーゾフを読んだらどんな感じだろう?と思って原卓也版を再読してみました。
ページ数でいうと57ページくらいまで読みました。やっぱり面白いですね。何が面白いかというとカラマーゾフの兄弟ってなんといってもキャラが立っているんですよ。
で、今朝読んだ第一編のタイトルは「ある家族の歴史 」とあるように、カラマーゾフの人たちのキャラクターをざっくりと紹介する文章となってます。この部分を読むだけでもすでに相当面白い。たぶん古典と言われる文学作品の中でツカミに関してはずば抜けているんじゃないでしょうか。まずは・・・
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