天然誤読生活

誤読とそら耳を恐れない書評と音楽レビューとトンデモ理論を書き散らすハートに火をつけて(くれるかもしれない)ブログです。

読書のMy三種の神器が決定しました☆Google Home Mini

f:id:lifeofdij:20180211114125j:plain読書のMy三種の神器は、紙の本と、四色ジェットストリームと、Googleホームminiに決定しました。どんな感じかといいますと・・・。

 

f:id:lifeofdij:20180211114417j:plainこんな感じでジェットストリームを片手に読みつつ、接続詞を黒いペンでなぞり、面白い部分を緑で囲み、大事そうな部分を青で囲み、直接文字をなぞり、さらに最も大事な文は赤で囲む、で、思いついたことは、マンガの吹き出しのごとく、欄外にコメントを書いていく。

で、わからない語句がでてきたときは「OK Googleデルフォイって何???」と質問する。すると、Googleホーム君が「ウィキペディアによりますと・・・」と教えてくれる。この時今までのように手をスマホや辞書に持ち替えて・・・という手間が削減されたことは、読んでる時の集中力維持から考えると、すごい進化です。この三種の神器を組み合わせて、デカルトも読めたし・・・

lifeofdij.hatenablog.com

今回のソクラテスの弁明も読破!

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そしてただ読破できただけじゃありません。なんと、食いしん坊の私が飯を食うのを忘れるほど、ソクラテスさんの「弁明」にのめり込んで、読みふけってしまいました。

このソクラテスさんという人、頭が良い史上最強の哲人というだけでなく、ギャグセンスにおいても、かなり最高峰の笑いの鉄人とお見受けしました。自虐系のネタがちょこちょこ出てきて面白い。そして自らを告発した男に対してのツッコミもすごい!(書いてるのは本人ではなくて弟子のプラトンですけどね)

で、面白すぎて哲学の本を読んでいるというよりも、法廷サスペンスの映画をみているようなスリリングな面白読書体験でした。でも考えてみれば、そうした面白さがなければ、古典として2000年以上も読み継がれることもなかったのかもしれませんね。

だけど、文体も、出てくる固有名詞も、当然古いですから、その面白さにたどり着くまえに本を閉じちゃうんですよね。私も過去20年、そんな感じで積読していました。ところが、前述しましたMy三種の神器を使うことによって、ソクラテスさえ飯を食うのを忘れるほど楽しめちゃって自分でもビックリです!