天然誤読生活

誤読とそら耳を恐れない書評と音楽レビューとトンデモ理論を書き散らすハートに火をつけて(くれるかもしれない)ブログです。

AmazonGoと駄菓子屋のおばあちゃん

sho.hateblo.jp

こちらの記事のAmazonGoと日本のコンビニの買い物に必要なステップの違いがすごく参考になりました。ありがとうございます。

さて、今朝のNHKおはよう日本にて、高齢者施設内に駄菓子屋を併設しているという話が放映されていました。その店には近所の子供がたくさんあつまってワイワイガヤガヤ楽しそうです。施設内の休憩所では施設を利用しているお年寄りと、遊びに来た子供たちの間でコミュニケーションも発生しているようで、微笑ましく感じました。で、駄菓子屋さんの話に戻しますと・・・。

 その店の店員さんは施設に入居しているひとりのおばあちゃんにまかせているそうです。そのおばあちゃんは長いこと家業として銭湯を営んでいて番台でお客さんの相手をしていたそうです。それで、お客さんの相手をまかせられるのではないかということで施設側から店番をまかされたそうです。おばあちゃんも楽しそうに働いていました。放送の中で、おっと思ったのは、子供がお金を投げるようにして支払おうとした時に、おばあちゃんが注意している場面でした。

で、店員がいらないAmazonGoのニュースと、駄菓子屋のおばあちゃんの、ふたつの話があまりに対照的だったので面白いなぁと思ったのです。どこかしらNHK側にも意図的なものがあったのでしょうか?考え過ぎでしょうか?

どちらがどうだということではないのですが、時代はどうみても、AmazonGoの方向へ進むとは思いますが、駄菓子屋のおばあちゃん的なスタイルも捨てがたいよなあと思うんですよね。自分、ほとんど商売の経験はありませんが、おそらく、買うほうに楽しみがあるように、売る方にも楽しみがあるんじゃないかなぁ、なんてことも思うんですがね。で、そのような、ちょっとした楽しみっていうのが、実は生きてる楽しさの中でも、結構重要な位置を占めてたりするんじゃないのかなぁ、なんてことも思ったりして。だから、このふたつのいい所をミックスさせた新しい商売のアイデアが浮かばないかなぁと思ったりもします。