天然誤読生活

誤読とそら耳を恐れない書評と音楽レビューとトンデモ理論を書き散らすハートに火をつけて(くれるかもしれない)ブログです。

サバイバルものとしては究極でしょ!という面白本

 

火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)

火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)

 

昔からロビンソンクルーソーとか、不思議な島のフローネ(原題は家族ロビンソン漂流記!)とかいった、サバイバル物がなぜか好きです。今回読んだ【火星の人】というのは、サバイバル物としては、究極でした。もともとはその小説を映画化した【オデッセイ】を観て面白ろくて、原作も読みたいと思ったのです。

 なにしろ、置き去りにされる場所が、無人島どころか、火星ですからね。ロビンソンクルーソーの南海の孤島のように、もしかしたら、どこかの商戦や軍艦がやってくるかもしれないとか、原住民との出会いみたいな期待が火星には全くない。

もしも地球と連絡がとれたとしても、火星は遠すぎて、救援隊が到着するのに4年間くらいかかってしまう。その4年というのが、設定上、無理ゲーなんですね。ロビンソンクルーソー無人島のように、果物をとったり、魚を獲って食べたりはできない。なにしろ、灼熱の火星ですから。残されているのは、約一年分ほどの食料のみ。

でも主人公は諦めないんですね。たまたま彼は植物学者であって、火星の土を使って、ハブ(一時的な基地のような簡易的な建物)内で、ジャガイモを育てるんですね〜。この試み、失敗もありますが、うまくいった時は、なんか読んでて鳥肌ものです。

で、話は戻りますが、彼は生きれるだけは絶対に生ききってやろうと決意した後にした事は、今、自分が所有している道具や食料の正確なリスト化でした。そして、どのくらいの量を日々消費していけば、どのくらい自分が生きていけるか?を計算するんですね〜。

なんか、その場面を読んでで、自分的に刺激を受けてしまいました。で、今、自分の家の中に、どんな物がどれくらあるんだろう?というのが気になってしまいリストを作り始めてしまいました(笑)

それで、いざやってみると、これが面白い^_^ついでに収納する場所、置く場所などにも、番号をつけて、テプラでナンバーを貼り付けました。で、何がどこに置いてあるのか?をExcelに入力、それをEvernoteにペースト。

すると、Evernoteの検索機能の優秀さが能力を発揮。何かを探す際、iPhoneEvernoteで検索すると、どこにあるのか?また物を戻す際にもどこに戻せばいいか、バッチリ!うわぁ、これは便利^_^この方法結構オススメです。
おっと、何の話かわからなくなってきました(笑)もちろん小説【火星の人】そして映画【オデッセイ】どちらも超オススメです。


2017/11/15