天然誤読生活

誤読とそら耳を恐れない書評と音楽レビューとトンデモ理論を書き散らすハートに火をつけて(くれるかもしれない)ブログです。

そのアイデアは誰をハッピーにしますか?

 

多発発想 アイデア・ダンプ

多発発想 アイデア・ダンプ

 

 【最高のアイデアを思いつく3つのステップ】

STEP1 マインドセットを行う
①誰に向けてのアイデアか?
②ターゲットに伝えたい「メリット」「問題の解決方法」を決める
③誓いを立てる

STEP2 メインテーマについてアイデアを出す
①メインテーマについて、アイデアを30個出す
②少し休んで、アイデアをもう10個出す
③いったんゆっくりと休む
④最後に、アイデアをもう10個出す

STEP3 アイデアを仕上げる
①キーワードの背景にある「意味」を知る
②そのまま、アイデアにする。あるいは、加工する。
以上!とてもシンプルな手法です。

 なーーんだ、当たり前のことばかりじゃん!と思うかもしれません。そうなんです、自分もそう思いました。だけど、当たり前なんですけど近道なんてーものはないんですね。プロでさえこうした地道なルートを通って作り上げている。

例えばSTEP1をもう一度見てください。まず相手ありきです。ターゲットのことを考えずにいきなり自分の損得だけに直結しているSTEP2のメインテーマを考えようとしていませんでしたか?そしていつものごとくドツボにはまる。はい、自分はそうです、そうでした、はい(汗)

だけど、まず考えるべきは自分の損得じゃあーないんです!そのアイデアって
何のため?誰のため?
誰を幸せにしたいの?
誰を笑かしたいの?

まずSTEP1にその点をあげているという事がチョーーーーーーーーー重要なのではないでしょうか?そして、そしてですね。自分がこの本を読んで非常に感銘を受けたのが
そのSTEP1で考えるべきターゲットの正体です。

それは冒頭に書いた言葉。
『ターゲットは感情だった!!』です。「40代男性」とか「30代情報に敏感な関西に住む女性」という属性を元にしたターゲット選出ではないのです。ターゲット一人ひとりの気持ちをイメージするのです。

どんな期待を持っていますか?
どんな不満を持っていますか?
どんな願いを持っていますか?
どんな悩みを持っていますか?

まず、誰にどんな気持ちをもってもらうのが目的なのか?それをはじめに考えるべきなのです。それがアイデアの行きつくべき場所。そこがアイデアが行きたいと願うGOAL。そのGOALさえ明確に指し示せばあなたの脳内に潜んでいるプランナーやコピーライターはものすごい勢いで仕事を始めるんじゃないでしょうか?

はい、この手法を使って皆さん面白いアイデアを量産しちゃってください。自分も量産体制入りますよー!そして世の中をますます面白くしちゃいましょう!!
2016/06/16