天然誤読生活

誤読とそら耳を恐れない書評と音楽レビューとトンデモ理論を書き散らすハートに火をつけて(くれるかもしれない)ブログです。

若さを保つには骨まで愛さなくてはならないらしいです。

 
NHKって、たまにとてつもなく、役立つ情報番組を放送しますよね。先週のNHKスペシャル『骨が出す!最高の若返り物質』という番組で放送された内容には驚きました。
 
結論はシンプルです。人間は若さを保つために骨に振動を与えなくてはならない!」ということなのです。
 
それはなぜか?
骨は脳に対して心と身体を若く保つためのメッセージを送るという機能をもっているからなのだそうです。
 
具体的に言いますと、歩く、走る、ジャンプすることなどによって、骨に「振動」が伝わると、骨は脳に対して、もっと、免疫力を上げて欲しい、記憶力がもっと必要だ、精力を上げて欲しい、筋力そのものをアップして欲しい、というリクエストを出すということなのです。
 
例えていうならコンビニの店長(骨)がある品物◯◯が売れるので、もっと必要だからと本部(脳)に注文をする、みたいな感じでしょうか?骨に対する振動が来店客の購買実績のようなもので、その情報を受けて、本部は◯◯をもっと製造して配送する、というような。
 
実際に作られる脳内物質としては、記憶力に関係するオステオカルシン、免疫力を上げるために必要なオステオポンチンなどという物質だそうです。
 
で、実際に身近にある例としても、元気だった高齢者が大腿骨骨折などで、寝たきり状態になると、突然老化が進むということはよく聞く事例です。動かないことによる筋力低下もあります。しかし加えて「歩かない=骨に振動が与えられない」ことにより、前述した若さを保つために必要なオステオカルシンやオステオポンチンなどが少なくなるというのも原因のひとつなのかもしれません。
 
ということで前述した結論に戻るのですが、人間は若さを保つために「骨に振動を与えなくてはならない!」ということなのです。
 
この季節外に出るのが億劫なので私もジョギングなどはしていません。家の中でたらたらとエアロバイクに乗ったりして、運動不足をごまかしています。しかし、それだけではまずいんですね。出来るだけ、歩いたり走ったりはしておいたほうがいいようです。縄跳びなんかも効果的なんでしょうね。とにかく、若さを少しでも保ちたいなら、自分の骨まで愛して、それなりにかまってやらなくてはならないようですね。