加齢による物忘れを恐れず記憶の達人を目指しちゃおうかなと思いついた面白本。
ワタクシ物忘れが激しいんですよね、最近。というかずいぶん前から(笑)。で、どうにか対策はないかなぁ?ということで記憶に関する本を何冊か読んだんですが、あぁなるほど、と思うところは多々ありますが、で、実際どうすりゃぁいいの?ということに関しては現実的な対策な見つからず、というところでした。
ところが、今回読んだ本によって、物忘れ問題に対して、コペルニクス的展開を迎えることになりました。この本です。
ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由
- 作者: ジョシュア・フォア,梶浦真美
- 出版社/メーカー: エクスナレッジ
- 発売日: 2011/07/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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それは記憶に関しても攻撃は最大の防御なり!でいったらどうだろう?という思いつきです。なぜそんなことを思いついたか、そして、それはどういう意味か?といいますと・・・。
続きを読むエンタメ小説界の大エース宮部みゆきの荒神は最悪を想定しつつ最善を尽くすモダンホラー時代劇だった。
【書評】呪われた町☆ホラーの帝王は速読を許さない
- 作者: スティーヴンキング,Stephen King,永井淳
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/11/18
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スティーブン・キングは好きな作家なんですが、全部の作品は読めてません。読めてない作品のほうが多いくらいです。なんでかっていいますと、とにかく一作一作がやたらと長いんですよね。だから、読むときは気合いを入れて、余暇時間をしばらくキング様に捧げるつもりで読み始めないといけない、ということで、読みたいと思ってもなかなか手に取る機会がやってこないということになるわけです。
だけどこのブログでも書いてますけど、最近速読を試してます。その手法を使えば多少は速く(面白さを失わずに)読めるのではないかと思い、長らく積読だったキングの第2作目にあたる【呪われた町】にチャレンジすることにしました。で、上下巻一気に読みました。その結果は・・・。
続きを読む【書評】ゲームの王国☆カンボジアを舞台にした政治的な悲恋もの。
面白い小説でした。物語の枠組みとしては報われないラブストーリーなのかな?と思います。ざっくりいってしまうと悲恋もの。引き裂かれたソウルメイトが一緒になれるかどうか?という枠組みがストーリーのベースにある。しかしその枠組みを忘れてしまいそうなほど、政治的、思想的、哲学的な記述がたくさんあって興味深い。重層的なんですね。その結果いろんな角度から読めて深みを感じました。で、どんな話かといいますと・・・。
続きを読む速読実践12☆翻訳本と国内ビジネス書では文字数が全く違った【脳を鍛えるには運動しかない】
本をよむ人のあいだでたまに話しがでるのは翻訳本は読むのに時間がかかる、ということです。さくさく読めない理由としては、外国語をいったん日本語に変換したものだから、文章に不自然な部分が出てきて、読みにくいということがあるのかもしれません。しかし、今回の速読実践にて気がついたのは、それ以前に文字数が全く違うんだなぁということです。
といいますのは昨日速読しましたこの本。
一冊全体で約30000文字でした。そして今回久しぶりに再読したこの本。
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
- 作者: ジョン J.レイティ,エリックヘイガーマン,John J. Ratey,Eric Hagerman,野中香方子
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2009/03/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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序文と第1章だけでも約24000文字ありました。(ちなみに第10章まであります)
別に文字がたくさんあるから、または少ないから本としての価値があるない、良い悪いという意味ではないのですが、実際に文字数を計測してみると、同じ一冊といえどもヴォリュームが全く違うんだなぁということに気が付きました。つまり今私が行っている速読実践のためのデータどりにおいては、冊数というものはあまりあてにはならない。やはり文字数ベースで計測する必要があるなぁと。
で、今のところ序文と第1章しか読んでいませんが、とりあえずのデータ・・・
続きを読む速読実践11☆読みやすいビジネス本を速読するとどうなるか?【1分間ノート術】
日本のビジネス書って読みやすく工夫されていますよね。
なので意識しなくてもそれなりに速く読めるように作られていると思います。
だけど、それを、さらに速読を意識して読むと、
どのくらいのスピードで一冊を読了できるのだろうか?と思い実験してみました。
読んだのはこちら。
で、結果は・・・。
続きを読む速読実践10【データの見えざる手】☆ここ最近で最もインパクトあった凄本!
データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則
- 作者: 矢野和男
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2014/07/17
- メディア: 単行本
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この本、すごいですね〜、あせるくらいにインパクトのあること書いてますよ。ついつい二回連続速読しちゃいました。二度速ですね!
昨日エントリーしたケン・リュウの小説もウェラブル端末がキーポイントになっていましたが、この本は著者自らが実際にウェラブル端末を携帯して、人間の行動の隠れた法則をあきらかにした、ということが書いてある本です。
私の左腕には、24時間、365日、左手の動きを記録するこのセンサが装着されている。1秒間に20回も計測した詳細な加速度データがコンピュータに蓄積されている。
このデータから、たとえば、過去8年に私が、いつ寝返りを打ち、いつ集中して作業していたか、ということが解析できる。短時間のデータが意味することは、単に左手の動きであり、ごく小さな意味しか持たない。
しかし、本書で紹介するように、1週間、1ヶ月、1年、2年、さらに複数人のデータへとまとまるにつれ、より大きな意味を持つことが次第に明らかになっていった。
で、自分以外の人にも協力してもらってデータを集めて検証してみたら面白い結果が出てきたんですよ。というのは・・・・
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